ペットの守護霊1からの続き
何でフジの霊が我が家を守ろう❗
と思ったのか?生前のフジについて
今回は書いてみたいと思います。
フジが私に見せてくれた人生?では
まだ春の寒さが厳しい北海道の山の中
母狼と兄弟達と一緒に居る姿が視える。
(もうこの時点で父狼が居ない)
母狼はエサを探す為に
人間の牧場に入ってしまったらしく、
「ズドーン❗」と言う銃声が山の中に響く。
フジ「お母さん...」
(この時フジは母親の死を知る)
エサと温もりをくれる両親が
居なくなってしまい飢えと寒さから
次々と亡くなってしまう兄弟達。
最後に残ったフジが死を覚悟した時、
偶然にもウチのひいおじいさんが
山菜を取りにその山の中にやって来て
飢えと寒さで震えているフジを発見し、
保護したそうだ。
その時のフジを怖がらせない様にする
ひいおじいさんの笑顔と
手の温もりを私にハッキリと伝えてきた。
ウチのひいおじいさんの家は
当時色々な動物達を飼育していて
馬:夏は乗馬、冬はソリで移動手段として
使っていた🐴(今で言う車みたいな感じ)
ニワトリ達🐓:産んだ卵🥚は毎朝
ひいおばあさんが料理に使っていた🍳
猫たち:室内飼いでひいおばあさんに
良く懐いていた🐈
カラス:動物好きのひいおじいさんが
何故か手懐けてしまったw
そして新たにフジがひいおじいさんの家の
番犬として玄関先に犬小屋を与えられて
暮らす事になるのである。
その時のフジは狼の習性からか
『何だか大きな群れのリーダーに助けられて
その群れの一員になった。』
と思ったみたい。
こうして我が家の一員になったフジには
ちょっと困った問題があった。
ひいおじいさんと小学生だった母が
街中へ買い物をしに行く時、
(ひいおじいさんの家は沢山の動物が
飼育できる街外れの山の方にあった)
散歩がてらフジも連れて行くんだけれども
毎回街中の犬達🐕と大喧嘩に
なってしまうんですよね💦
母は「何でウチのフジだけが...」
と思っていたそうなんだけれども、
そりゃあ、街の犬達からしてみれば
犬1「山から狼が下りてきたぞ❗」
犬2「こりゃ大変だ❗」
犬3「力を合わせて家族を守るぞ❗」
だったみたい💧
しかし流石オスの狼だけあって
母「でも、絶対に喧嘩で負けなかった
んだよねぇ。」だったそうです。
そんな調子なので、毎回ひいおばあさんに
「他の犬達と喧嘩しないで、ちゃんと
ひいおじいさんに付いていくんだよ。」
と注意されていたのに、連れて行く度に
街の犬達と大喧嘩するものだから
ひいおばあさんが呆れ返ってご飯の時に
「全くお前は飯だけ一丁前に食べて...」
と言っていたそうで💧
そんな事を言うものだから
ひいおばあさんの事が大好きな家の猫達に
「やーい、やーい、役立たず❗」
(これは毎回ひいおばあさんがフジに
餌を与えていたので嫉妬の感情もある🔥)
フジ「何だと❗️💢」
とバカにされていたらしい💦
そんな生活が8年過ぎた時、
フジ「後ろ足が動かない...」
北海道の冬は厳しいので
フジを玄関に入れてやるんだけれども
徐々に弱っていくフジ🐺
遠のいていく意識の中で
拾われた時と同じ暖かい手で
ひいおじいさんがフジを撫でている...
その時にフジはこう思ったそうで
フジ『あぁ、自分は何時もお爺さんに
助けられてばっかり...
ちっとも役に立っていない...』
それが生前のフジにとっての
心残りだったみたい。