18世紀ロンドン・絶世の美男子

私の過去生

今回は私が前世療法を受けるキッカケ

となった例の問題の過去生のお話。

前回ブログに書いた過去生

一つ前の前世になります。

 

時代は18世紀イギリス・ロンドン

5歳ぐらいの時だろうか?

若い母親が彼を街中に捨てているのが

彼にとっての一番最初の忘れたくても

忘れられない記憶となっている。

 

その時の彼は「何故私を捨てたんだ❗」

と言う強烈な[怒り]があったんだけれども

今の私から視てみれば

『あぁ、この人この後自殺してるんだ。

息子を巻き込まない為に置いて行った。』

それと彼女の『貴方だけは生きて❗』

と言う強烈な感情も感じられた。

 

そんな事など分からない5歳の彼は

生きて行く為にやがて同じく捨てられた

浮浪児達で結成された窃盗団の一員となる。

 

『どうせ誰も助けてくれない。生きて行く為

に身勝手な大人達から奪って何が悪い?』と

ロンドンの大人達に窃盗を重ねて

その怒りをぶつけていた。

 

そんなある日、街の浮浪児達が次々と

行方不明になっていった。

彼は『何かヘマでもやらかしたんだろう。』

ぐらいにしか思っていなかったのですが、

その内その魔の手が彼にも忍び寄る。

 

その時の彼は12歳ぐらいで相棒の

同じく親に捨てられた少年と

共に活動していた。

 

ある日その相棒の少年と共にロンドン郊外の

川で水浴びをしていたら、馬に乗った兵隊が

彼らを追いかけまわしてきて

連れ去らわれそうになった時

 

相棒の少年が私を助ける為に

囮になってくれて

捕まって連れ去らわれてしまった。

 

前世の私は彼のお陰で茂みに隠れて身を

隠す事に成功して助かったんだけれども

この出来事がキッカケで自身を振り返り

13歳の時にロンドン郊外の個人経営の

仕立て屋さんに頭を下げて

働かせて貰う事になったんですよね。

 

何で仕立て屋さんかと言うと、前世の彼は

『実の父に会う為には真っ当な生き方をして

尚且つ汚らしい身なりではいけない。』

と思ったみたいですね。

 

実の父に会う16歳の時までの3年間

そこの仕立て屋さん一家に住み込みで

働いていたんだけれども、その一家に

まるで家族の様に暖かく接して貰い

彼にとっての人生の中でこの3年間が

一番幸せな時間だった。

 

そして当時大人とみなされていた16歳に

なった時、その仕立て屋さんで仕立てた

綺麗な衣服を身にまとい、

彼は実の父に会いに行った。

 

彼の父親はイギリスの大貴族で、

王家とも血の繋がりのある人だった。

ただ母親はその家に仕えるメイドで

父親が飽きた途端にその子供(前世の私)

ごと屋敷を追い出されたんですよね。

 

その若い頃はイケメンであったであろう

父親は会ってはくれたんだけれども、

新たな若い愛人に夢中で彼にお金を渡して

さっさと何処かへ行ってしまった。

 

その屋敷からの帰り道、ガッカリする彼を

嫡男である異母兄が追いかけてきて

屋敷に留まるように説得される。

 

彼の美貌に目を付けて彼の実の兄として

社交界でチヤホヤされるのが

目当てだったんだよね。

 

その兄にロンドンの社交界に連れて行かれて

目論見通りロンドン社交界の華として

チヤホヤされる事になる。

 

ただ、17歳の時に相変わらず兄に

馬車で連れまわされていた頃、

丁度お世話になった仕立て屋さんの

近くを通りかかり、立派になった姿を

見せたくて、その一家を一年振りに

訪ねてお互い再会を喜んだんだけれども、

その後兄によって口封じの為に放火され

お店ごと一家全員燃やされてしまった。

 

それと、兄に連れて行かれた貴族達との

食事の席で丸焼けの子供の頭部が出てきて

『あぁ、だから浮浪児がさらわれたんだ。』

と言う一連の人を人とも思わない貴族達の

残酷さに恐怖を覚え屋敷に引き籠りがちに

なってしまった。

 

その屋敷では異母妹と緒に過ごしていた。

末っ子だったので実の両親や兄弟から

ほったらかしにされていたのが

過去の自分と重なって『かわいそうだ。』

と思っていたのと、他の貴族達と違って

彼女のまだ穢れを知らない純真さに

彼は心癒されていた。

 

彼は彼女から英語の読み書きを

教わったり、一緒に本を読んだりして

過ごしていたんだけれども、

そんな彼女にある日結婚の話が舞い込む

彼と離れたくなくて泣きじゃくる妹を見て

彼は『あぁ、自分が居ると邪魔になる。』

と思い、そっと一人屋敷から出る事になる。

 

自分が散々苦労してきた人生を

送ってきたので妹には幸せになって貰いたい

と思って身を引いたんだけれども、

ある日その妹が結婚してから半年も経たずに

自殺してしまった...

 

何でも噂によると原因は結婚相手の

旦那のDVで妹は結婚してから

サンドバック状態だったらしい。

 

人を人とも思わない貴族達の

余りの理不尽さ加減にとうとう

彼の怒りが爆発してしまい、

その妹の元旦那を待ち伏せして

刺し殺してしまい、

その場で取り押さえられて牢獄に送られ

その後ギロチンで処刑される。

 

享年27歳。

 

最後までこの世の中(特に貴族達)の

理不尽さ加減に怒りをぶちまけながら

死んでいった人生だった。

 

何だかこんな人生を送ったせいか

今のヘンリー王子の気持ちが

分からなくもないんだよね💧

だってあの人王室にトコトン迷惑かけて

やろうと言う行動しかしていないよね?

 

でも、コレだと前世のこの私みたいに

彼の気持ちは救われない訳なので、

少しでも王室とのしがらみから離れて

自由に生きて行ってほしいと切に願います。

 

その他の過去生の話はコチラから↓

17世紀パリ・フランス王国の近衛兵

16世紀?マダガスカルの戦士

15世紀イタリア・ナポリの大富豪

14世紀イタリア・ヴェネツィアの貴婦人

紀元前2世紀・ローマ共和国の執政官

紀元前5世紀・古代ギリシャの大富豪

紀元前10世紀・古代エジプトの神官長

(前編)

紀元前10世紀・古代エジプトの神官長

(中編)

紀元前10世紀・古代エジプトの神官長

(後編)

タイトルとURLをコピーしました