紀元前10世紀・古代エジプトの神官長(中編)

私の過去生

前回からの続き

紀元前10世紀・古代エジプトの神官長

(前編)

 

これまでのお話↓

私の過去生~プロローグ~

19世紀パリ・フランスの貴婦人

18世紀ロンドン・絶世の美男子

17世紀パリ・フランス王国の近衛兵

16世紀?マダガスカルの戦士

15世紀イタリア・ナポリの大富豪

14世紀イタリア・ヴェネツィアの貴婦人

紀元前2世紀・ローマ共和国の執政官

紀元前5世紀・古代ギリシャの大富豪

 

 

宇宙人のハーフとして生まれた

前世の私でもある彼も16歳となり、

テーベのルクソール神殿の神官長となり

毎日宇宙人と交信していて彼らから

今後の方針の指示を受けていた。

 

※TOP画は現存するルクソール神殿

なんだけど、片方のオベリスクは

パリのコンコルド広場にある💧

 

ルクソール神殿が宇宙との交信の場なら

隣のカルナック神殿はその宇宙からの

指示を受けた神官達による

政治の中枢みたいな感じだった。

 

そんな彼は宇宙人のハーフだけあって

不思議な力も持っていて

ある日、神殿の外に出るとその神殿に

仕えている神官一家が跪いて

「娘をお救い下さい❗」

と決死の覚悟で叫んでいた。

 

勿論彼の周りのお付きの人達に

「無礼者❗」と追い払われようと

されるんだけれども、彼は「待て❗」

と周りを止め、「どうしたんだ?」

と彼らの話を聞いてみる。

 

一家の父「娘の目が視えなくなって

しまいました。どうかお救い下さい❗」

と言う。

 

当時のエジプトでも砂埃と強烈な日光で

目を悪くしてしまう人達が

多かったんだけれども、その娘の目は

白内障みたいに真っ白になっており

一目で目が視えていないのが分かった。

 

そこで彼はその娘の両目に手を当て

『あー、視神経が切れてる

(脳と目にエネルギーが繋がっていない)

コレを繋げば...』と

その不思議な力を使って治してあげた。

 

何かイエス・キリストと同じ様な事を

やっているけどw

彼が手を離した瞬間からその娘の

目は視える様になり、その一家は

涙を流して彼にお礼を言う。

 

彼は「悪気は無かったんだ。

丁重に門の外まで送りなさい。」

とお付きの人に言い、

笑顔でその場を立ち去る。

 

基本的に彼は礼儀正しく接する人には

親切なんだけれども、

無礼者には容赦しなかったw

 

 

古代エジプトの神官達の仕事の一つに

天体観測と言うモノもあって

それらの仕事は部下に任せていて彼は毎晩

ただじっと観測しているのが暇なのか

楽器を鳴らしながら観測している奴が居てw

その心地良い音色と共に眠りに就いていた。

 

そんなある日の夜、急に楽器の音色が

止まったかと思ったら罵声が聞こえる😥

慌てて外に出て駆けつけてみると

何とその毎晩楽器を鳴らしてた神官が

他の神官達からの暴行を受けている💦

 

「コラ❗お前達何をしているんだ💢」

と彼が怒鳴りつけたらその神官達は

彼の姿に怯えて一目散に逃げだした💨

 

そしてその場に血塗れになって倒れている

さっきまで殴られていた神官が

取り残されている。

彼が「おい、大丈夫か?💦」と声を

掛けても苦しそうに呻き声をあげるだけ💧

 

『そうだ❗私が毎朝身を清める為に

使っている(宇宙からのエネルギー溢れる)

泉につければたちどころに治るだろう。』

と思い立ちその全身血塗れの神官を

背負って泉まで向かおうとしたら、

 

「何故そこまでしてくれるのですか?」

とビックリされる。

当時の彼は指一本触れてはいけない

神聖な存在とされていた上に特に血は

汚らわしい物として扱われていた為。

 

彼は「そもそも何であんな理不尽に

殴られなければならないのだ?

おかしいじゃないか❗それに私は

君の楽器の音色が好きなんだよ。」

と答えたらその神官は

彼の背中で涙を流していた。

 

騒ぎを聞いて駆けつけた部下達に後は任せて

翌朝彼は「神殿を血で汚した💢」

として暴行していた神官達を処刑した。

 

そしてその殴られていた方の神官は

また殴られてしまっては可哀想なので

彼の馬車の御者に任命された。

 

その馬車で外出する時には必ず

以前目を治してあげた親子が

その行列を見に来ていて

その治してあげた娘の熱い眼差しに

 

彼は『あぁ、良かった。あれからちゃんと

無事に目が視えるようになったんだ。』

と彼女に笑顔を向ける。

(初めて人の目を治してあげたので

その後の経過が不安だった💦)

 

 

そんなある日事件が起こる。

「もう神官達(宇宙からの存在)には

従いたくはない❗」と言う事で、

王族達が外遊中だった親宇宙人側の

ファラオ(彼の姉の旦那さん)を

殺してしまう💦

 

慌てて彼が王宮に駆けつけ

姉とその息子の甥っ子を保護するも

謀反はかなり計画的に立てられていて

彼を始めとする神官達が軍勢を整える前に

戦が始まってしまい彼は奮戦空しく

破れてしまう🤕

 

姉も甥っ子も殺されてしまい

彼は『あぁ、どうせ死ぬなら

宇宙に居る父の側で...』

と言う事で何時も宇宙と交信していた

ルクソール神殿の秘密の部屋へ...

 

馬車から降りた時に御者に向かって

「私はこれから殺されるだろう。

君は早く何処かに逃げなさい。」

と彼を逃がそうとするんだけれども

 

御者は「いいえ❗あなたと共に死後も

お供致します❗」

と言って言う事を聞かない💧

 

「そうか...好きにしろ。」

と言った彼は秘密の部屋に入り

宇宙に向けて最後の祈りを捧げる。

 

背後から迫りくる追手に立ち塞がった

御者は弁慶の仁王立ちの如く

全身槍で串刺しにされ、

その後彼自身もその追っ手に

槍で全身串刺しにされ絶命する。

 

その前世の私を殺した追手の一人が

14世紀イタリア・ヴェネツィアの貴婦人

17世紀パリ・フランス王国の近衛兵

↑時代に私を殺そうとしてきた今世の

いとこだったりするんだけれどもね。

 

この時代の「殺さなければならない。」

と言う強い想いがそうさせていたみたい💧

 

そしてこの時代の御者が

紀元前5世紀・古代ギリシャの大富豪

↑時代に前世の私を庇って死んだ

ポリオで片足が動かなかった青年で

 

16世紀?マダガスカルの戦士

↑時代では奥さんだった人なんだよね。

 

19世紀パリ・フランスの貴婦人

↑時代では早くに亡くなってしまった

仲の良い幼馴染だった。

 

 

その後の彼の遺体はクーデターに成功した

新ファラオ立会いのもと復活しない様に

心臓に杭を打たれ川に流され

やがて地中海の奥底へと沈んでいった。

 

だから次の人生ではその遺体が

流れ着いた先のギリシャ

生まれ変わったんだろうか?w

 

 

この事件に怒ってしまった宇宙人側が

これを機に古代エジプトからは

手を引く事になるんだけれども

 

要はこの事件は古代エジプトの

人間側が宇宙からの支配との

決別だったんだよね💧

 

結局は宇宙からの英知を受けられなくなった

古代エジプトはこの時代から

徐々に衰退していく事となり

 

最後のエジプト女王クレオパトラ7世なんて

マケドニア王国の英雄アレクサンダー大王の

部下の子孫のギリシャ系で

既にエジプト人ですらなかったからね😅

 

この3000年前に地球と宇宙との

直接交流が途絶えてしまったけれども

地球の科学技術が発展してまた宇宙との

交流が始まろうとしているから

 

この今回の人生でかつての私が使っていた

宇宙由来の不思議な力が

復活して来ているのかなぁ?と思っている。

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