今回は前回のマダガスカル時代の
一つ前の過去生のお話。
これまでのお話↓
その時代の彼(私)はナポリの毛織物を
扱っている大富豪の家に跡取りとして
生まれたんだけれども、
父親には知的障害があって
その家の当主の祖父母に育てられていた。
そして実の母親の顔もその生涯で
一度も見る事は無かった。
でも、事情を知る街の人達には
まるで家族の様に優しく接して貰っていた。
それと、金銭的&物質的には
かなり恵まれていたんだけれども、
そんな優しい街の住民達を相手に
知的障害のある実父が問題を
起こしまくっていたので、
精神的には悩むことが多くて
何時もクヨクヨしていた彼を
励まし続けてくれていた幼馴染がいた。
その幼馴染一家はその時代の彼の家で
働いていてその父親は当主だった彼の
祖父の片腕みたいな存在だった。
それもあってその幼馴染はいつしか
婚約者となり、17歳の時に結婚した時、
ホッとしたのか育ての親&当主であった
祖父が亡くなってしまい
若くして彼が家業を引き継ぎ
当主となったんだけれども、
まだ右も左も分からない彼を
支えてくれたのが他ならぬ義父だった。
それと毎晩その奥さんの実家で
義理の両親も含めた家族全員で
家族団らんのひと時を過ごす内に
『自分がこの街を守らなければ❗』
と言う強い決意を抱くようになる。
と言うのもこの時代のナポリは
港町なので交易で莫大な富を得ており、
そんな裕福な街を他国が
虎視眈々と狙っていたんですよね💦
そんなある日、案の定警戒の為に
山の方に設置していた櫓から
敵の襲来を知らせる狼煙が上がる。
彼は武器を持って街の男たちと共に
山を駆け上ったんだけれども、
そこには敵どころか誰一人も居なくて
逆に海側から敵がやって来ていて
ナポリの街が燃えているのが見える。
慌てて皆と共に急いで街に
引き返したんだけれども、
時は既に遅く、押し寄せるフランス兵に
成す統べなく討ち取られてしまう。
何故こうなったのかと言うと、
父の弟に当たる叔父に
裏切られたんですよね。
実は祖父が亡くなって少し経った時、
祖父と言うストッパーが居なくなり、
また彼にとっての実の母の時と同じ様に
知的障害のある父が家のメイドを
レ〇プしようとしたんですね。
その現場を目撃した彼は勿論激高し、
その場で父を殺したんですよね。
その時助けたメイドさんが
来世のフランス時代に奥さんに
なっていたりするのですが、
それでいきなり父が居なくなって
父の弟である叔父が彼に不信感を持ち、
彼さえ居なければその家の当主にも
なれたので、フランスと結託して
裏切ったらしい。
霊的視点から見れば、彼に殺されて
怒った彼の父が自分の弟に憑りついて
結果として街の住民を皆殺しにさせた
みたいなんですよね💧
それで大満足した彼の父の憑依が解けて
我に返った叔父は、街の余りの惨状に
自分がしでかした事に大変後悔し、
とうとう自殺してしまう😢
何でこんな悪魔の様な父親が
出来上がったのか?について
次の前世に続く...
他の過去生の話はコチラから↓
(前編)
(中編)
(後編)